FAQs
FAQs
3D印刷時に発生する可能性のある一般的な問題を収集し、プリンターの稼働に役立つことを期待していくつかのQ&Aをまとめます。(もっと多くのQ&Aはwww.overture3d.coまでご確認ください)。
Q:なぜスプールが常に絡まるですか?
A:フィラメントが緩まないように、使用しない時はスプールの側面にある小さな穴を利用し、毎回の使用前後にフィラメントを滑らかにすることをお勧めします。通常、保管のためにこれらの穴に挿入される時はフィラメントの先端が曲がっています。したがって、プリンタの押出機/PTFEチューブに挿入する前に、サイドカッターを利用してフィラメントの先端をトリミングするだけで大丈夫です。破損しなくても、曲がってるフィラメントがPTFEチューブ内の詰まりや印刷品質の低下を引き起こす可能性もあります。スプールが絡まっている場合はプリンター押出機に挿入する前に、フィラメントを8-10ループ解き、慎重にスプールに巻き戻すことをお勧めします。完全に緩められたスプールは重力と自重の作用でフィラメントを引っ張るとより多く回転する可能性があり、印刷中にもつれが発生することもありますので、スプールをホルダーに固定して、最小限のテンションで自由に回転することを確認することをお勧めします。
Q:なぜフィラメントがビルドベッドにくっつかないですか?
A:1.印刷前に正しい温度設定をご確認なさってください。2.プレート表面が長期間使用されているかどうかをご確認なさってください。最初のレイヤがしっかりと接着するように、プレート表面を新しいものと交換することをお勧めします。3.最初のレイヤの接着力が弱い場合は印刷基板を再水平にして、ノズルと定盤の間の距離を短くすることをお勧めします。4.印刷効果が良くない場合は、本番前にドラフトを印刷してみることをお勧めします。
Q:なぜプリントにはたくさんのストリングがありますか?
A:ストリングは多分印刷中に最も厄介な問題です。ストリングの量にもよりますが、後処理の手間もかかるため、部品が廃棄される可能性が高くなります。ストリングの原因は通常、1)引き込み速度が低すぎる、2)引き込み距離が短すぎる、3)印刷温度が高すぎる、4)移動速度です。設定が十分速くない場合、プリンターはフィラメントをにじみ出してストリングを引き起こすのに十分な時間があります。スライサープロファイルでこれらの設定を調整するだけで大丈夫です。宜しければ、最良の結果が得られるまで一度に1つずつ調整することをお勧めします。印刷温度を200℃(PLA)または240℃(PETG)に下げて、フィラメントが熱くなりすぎて簡単に溶けないようにすることから始めます。次に、後退距離を4mm(ボーデン)または1mm(ダイレクト)に設定し、後退速度を50mm/s(ボーデン)または35mm/s(ダイレクト)に調整します。移動速度も上げますが、上げすぎないようにご注意ください。
Q: なぜプリントがベッドにくっつかないのですか?
A: ベッドの接着不良は通常、1)平らでないビルドプラットフォーム、2)ノズルがベッドから離れすぎる、または3)ファーストレイヤーの速度が速すぎることが原因です。ファーストレイヤーは3Dプリントプロセスの最も重要な部分です。ベッドの水平調整は難しい場合がありますが、正しくセットアップするには時間がかかります。紙のトリックを使用して、ビルドプラットフォームの隅々と中心を調整することから始めます。完了したら、PLAとPETGの両方でファーストレイヤーの速度を10mm/sに設定し、インターネットからのテストを使用して、ベッドのレベリングをさらに調整します。低速は、何が起こっているかを確認し、その場で調整できるようにするのに役立ちます。フィラメントがベッドにまったく付着せず、ノズルの周りでカールする場合は、ベッドから離れすぎるとのことです。適切なノズルの高さにより、変更せずPLAとPETGの両方をに印刷できます。
Q: なぜプリンタがフィラメントをまったく押し出さないですか?
A: フィラメントが押し出されないのはノズルの詰まりが原因である可能性があります。押出機のモーターがカチッと音を立てているが、フィラメントが全く押し出されていないとわかります。ノズルの詰まりは溶融フィラメントがヒートブレークを超えてコールドエンド(ヒートシンクまたはラジエーター)内で固化、壁に付着、または単にノズル先端の内側に何かが詰まる、過度の収縮によって引き起こされる可能性があります。この場合はノズルをベッドから約100mm離して持ち上げ、ノズル温度を220℃に設定し、数分間放置してフィラメントを取り外します。プリンタにボーデン設定がある場合はPTFEチューブをノズルヒートシンクから外します。ノズルニードルを使用して、先端から挿入、前後に押して、ノズルの詰まりを取り除きます。速くしてください。そうしないと、押されたフィラメントが冷えて、ニードルがノズル内に詰まります。上からプロセスをやり直して、フィラメントをノズルチップから押し下げます。また、コールドプルテクニックを参照することもできます。
ご注意:マーリンファームウェアには冷間押し出し保護があり、ノズル温度が170°C未満の場合はフィラメントが押し出されないことに注意してください。モーターはまったく作動せず、ユーザーは自分のマシンに何か問題があると思う場合があります。
Q: なぜプリントに多くのリンギング(またはゴースト)が発生するのですか?
A:リンギングはフィラメント関連の問題ではなく、マシン関連の問題です。印刷中、方向を変える前に始点から終点に移動すると、プリンタは加速および減速します。プリンタ速度を高く設定しすぎると、ノズルの方向が変わるために振動が発生する可能性があります。この振動がリンギングパターンの主な原因です。ベルト、プーリー、および機械アセンブリ全体が緩んでいないか確認してください。
Q: なぜプリントをビルドサーフェスから取り除くのが難しいですか?
A:ノズルと印刷ベッドの距離を広げて、ファーストレイヤーの接着を弱くなることができます。
Q: どうすれば押出機のオーバー/アンダー押出を校正する良いですか?
A:印刷を成功させるには、押出機(eステップ)と押出乗数を調整する必要があります。押出機のキャリブレーションが不適切な場合は、押し出しが上また下になり、印刷面に線、ブロブ、およびにきびが生じる可能性があります。
ご注意:プラスチックフィラメントは材料ごとに、さらには同じ材料の色ごとに異なる機械的特性を持っています。この場合は印刷を開始する前に、使用しているフィラメントごとに押出機を調整することをお勧めします。
それでも印刷品質に問題が発生する場合は、ベルトの緩み、ベアリング、Vスロットホイールがきつすぎるなど、プリンタアセンブリ全体を確認することをお勧めします。3Dプリンタは機械式の機械であり、定期的なメンテナンスが必要です。
素晴らしい品質とサービスを提供するために全力を尽くして働いており、貴重なご意見を頂ければ嬉しいと存じます。問題また質問がある場合はservice@overture3d.comまでメールにてお問い合わせください。
よろしくお願い致します。